マテ茶専用ストロー(ボンビージャ)は、見た目以上に繊細な道具です。正しい差し込み方やお湯を注ぐ位置が整うと、驚くほど滑らかに飲めるようになります。逆に、ちょっとしたポイントを知らずに使うと、茶葉が詰まったり味が安定しなかったりと、せっか
くのマテ茶が楽しめなくなってしまうことも。本記事では、初めての方でも失敗なく淹れられるよう、ストローの扱い方をわかりやすく解説します。マテ茶をもっと美味しく、心地よく楽しむための第一歩としてお役立てください。
1. マテ茶専用ストロー(ボンビージャ)とは?扱い方の前に知っておきたい基礎
液体だけを口に運べるように設計されています。マテ茶を飲むときに欠かせない道具であり、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイなどのマテ茶の本場の国々では日常的に使われています。
見た目はとてもシンプルですが、実際に使うと「意外と繊細な道具である」ということが分かってきます。フィルターの穴の大きさ、ストローの形状、差し込む場所、茶葉の湿り具合など、わずかな違いが飲みやすさに直結します。
特に初心者の方がつまずきやすいのが、
⚫️差し込む角度
⚫️差し込むタイミング
⚫️ストローを動かしてしまうこと
⚫️茶葉の粉が多い場合の詰まり
といった部分です。同じボンビージャでも、扱い方ひとつで「スムーズに飲めるかどうか」が大きく変わります。
また、ボンビージャの種類によって飲み心地も異なります。フィルター部分が丸型・薄型・ナット型など複数あり、穴の大きさの違いで“味の濃さ”や“吸い込みの軽さ”が変わることもあります。ですが、最初の段階では種類よりも「正しい扱い方」を身につけておく方が、ずっと快適にマテ茶を楽しめます。

2. 茶葉とストローを準備しよう
マテ茶を美味しく飲むためには、ストローの扱い方と同じくらい「最初の準備」が大切です。ここでのひと手間が、ストローの詰まりを防ぎ、最後まで安定した味を楽しむための土台になります。
まず、マテ茶を淹れるために揃えておきたいのは次の4つです。
⚫️マテ茶葉
⚫️マテカップ(グラス・ひょうたん・陶器など)
⚫️マテ茶専用ストロー(ボンビージャ)
⚫️お湯(70〜80℃が理想)
🔸マテカップに茶葉を入れる量は“2/3〜3/4”が目安
マテ茶は、一般的なお茶とは違い、最初に“しっかり茶葉を入れる”特徴があります。
カップのおよそ2/3〜3/4を目安に茶葉を入れることで、風味が感じやすくなり、ストローのフィルターも安定して働きます。
・茶葉が少なすぎる → 味が薄くなりやすい
・茶葉が多すぎる → 詰まりやすい
・適量 → 味が安定し、ストローも抜き差ししやすい
特に初心者には「中間」くらいのバランスが扱いやすくおすすめです。
🔸 茶葉を入れたら、カップを“軽く振る”
この工程を知っているかどうかで、ストローの詰まりやすさが大きく変わります。
理由:
マテ茶葉は細かい粉(polvo)、茎(palo)、葉(hoja)で構成されており、振ることで
・細かい粉 → 上の方
・大きめの葉や茎 → 側面や下に移動
→ フィルターが詰まりにくくなる。
やり方:
-
カップの口を手でふさぐ
-
そのまま上下に数回ふる
-
カップの壁に大きい葉が残るように整える
この作業だけでも、飲みやすさが段違いに変わります。
🔸 カップを斜めに傾けて「茶葉の山」を作る
・カップを45度ほど斜めに傾ける
・茶葉を片側に寄せて“高い山”を作る
・反対側には“谷”のようなスペースができる
この「谷」のスペースが、後にストローを差し込む場所になります。
🔸“少量のぬるめのお湯”で茶葉を落ち着かせる
茶葉の山ができたら、お湯を、
谷側に少量だけ注ぎ蒸らします。
茶葉を湿らせて固定する
・ストローの差し込みがスムーズになり、動かず固定される
・苦味を抑えることができる
🔸ストローは“谷側にまっすぐ”差し込む
いよいよストローの出番ですが、このタイミングで差し込むからこそスムーズになります。
・ストローの飲み口を親指でふさぐ
・ぬれた谷側のスペースに沿って、底までゆっくり差し込む
・一度差したら、そこから動かさない
ストローは“固定するもの”であり、
かき混ぜたり、角度を変えたりするための道具ではありません。
ストローを動かすと茶葉が詰まる原因となります。

3. 飲み進めるときのストローの扱い方
ストローを正しい位置に差し込めたら、いよいよマテ茶を飲み始めます。
ここからの扱い方で、味の出方・飲みやすさ・茶葉の持ちが大きく変わります。
マテ茶は「お湯を継ぎ足しながら何杯も飲む」飲み物なので、
他のお茶よりも “飲みながらの扱い方” が重要です。
🔸お湯は“ストローの根元あたり”に静かに注ぐ
飲むたびにお湯を継ぎ足しますが、注ぐ位置はとても重要です。
正しい位置:
👉 ストローの根元あたりの“谷側”の一点
理由:
・茶葉全体を一気に濡らしてしまうと味が濃くなりすぎて渋くなる
・谷側だけに注ぐことで、山側の茶葉が徐々に抽出されていく
・何杯も安定した味を楽しめる
この注ぎ方が、南米で一般的な“マテの持ちを良くする淹れ方”です。
ポイント
・注ぐ量はカップの 7〜8 割程度
・山側(乾いている方)には注がない
・お湯は70〜80℃がベスト
🔸味が薄くなってきたらどうする?
マテ茶は数杯飲むと、徐々に味が薄くなります。
この状態は南米では “lavado(洗われた状態)” と呼ばれます。
味が薄くなってきたら、
・谷側だけではなく、山側にもほんの少し浸み込ませる
・それでも薄ければ、茶葉を新しく入れ直す
という流れがおすすめです。
🔸マテ茶が冷めてきたら?
マテ茶は“温かさ”をキープすることで香りが立つので、
・少量ずつ頻繁にお湯を注ぐ
・大きいカップより、小ぶりのカップが温度維持に向いている
これだけで味が最後の一杯まで安定します。

4. ストローが詰まった時の対処法
マテ茶を飲んでいて最も多いトラブルが、「ストローが詰まって吸えない」 という状況です。
ここでは、初心者の方でもすぐ出来る 詰まり解消のステップと予防策 をまとめました。
🔸 詰まってしまった場合の応急処置
一度詰まってしまったボンビージャはいくら思いっきり吸い込んでも復活しません。
以下のように対処してください。
-
ストローを抜く
-
ストローを水でながす
-
ストローの茶漉しのフィルターの部分から息を吹き込む
これが最も確実な対処法です。
🔸茶葉選びで“詰まりにくさ”は大きく変わる
実は、同じマテ茶でも 茶葉の種類(粉の量や葉・茎の割合) で詰まりやすさが変わります。
初心者に向いているのは、
⚫️茎(palo)が多め、粉が少なめの茶葉
⚫️ミントやレモンなどのブレンドが入った軽いタイプ
⚫️リーフが大きめで、香りがさっぱりした茶葉
このタイプはストローが詰まりにくく、味もマイルドで飲みやすいため、初めての方に非常に人気があります。

5. まとめ
マテ茶専用ストロー(ボンビージャ)は、
見た目以上に“扱い方ひとつ”で飲みやすさが大きく変わる道具です。
①茶葉をしっかり振る
②谷を作る
③お湯で蒸らし土台を整える
④刺したら動かさない
ボンビージャ選びに迷ったら…
当ショップでは初心者でも扱いやすく、洗いやすいボンビージャを複数種類販売しています!

初心者でも飲みやすい“詰まりにくい茶葉”
初心者におすすめなのは、
-
茎(パロ)がほどよく入り、味がやわらかいタイプ
-
粉が少なく、ストローが詰まりにくいブレンド
-
レモンやミントなど、ブレンドされてリーフが大きいタイプ
当初ショップでも初めての方おすすめの茶葉を複数用意しています!
興味がある方は、ぜひ一度、
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