みなさんは「マテ茶」という飲み物をご存じでしょうか?
南米では日常的に飲まれていて、「飲むサラダ」と呼ばれるほど栄養価の高いお茶です。ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど体に嬉しい成分が豊富に含まれており、コーヒーや緑茶の代わりとしても注目されています。
私はパラグアイに滞在していたとき、街中や公園でマテ茶を片手に過ごす人々の姿に出会いました。最初は「苦そうだな」と思いつつも、暑い夏に冷たい“テレレ”を試したのがきっかけで、あっという間にその魅力にハマってしまいました。
それから日本に帰ってきて、気づけばもう2年間、毎日のようにマテ茶を飲み続けています。
今回の記事では、マテ茶を2年間飲み続けて私の体に起きた変化を、ショップオーナーとしてほぼ毎日飲み続けた実体験をお伝えします。
「マテ茶って本当に効果あるの?」
「飲み続けると体にどんな変化が出るの?」
そんな疑問を持っている方に、少しでも参考になる内容になれば嬉しいです。
飲み続けて感じた体の変化
1. 爪が伸びるのが早くなった
マテ茶を飲み始めて一番最初に気づいたのは、爪の伸びるスピードが速くなったことです。
最初は気のせいかと思いましたが、明らかに以前よりも爪を切る頻度が増えました。
爪の成長は新陳代謝と深く関わっています。マテ茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、体の代謝をサポートする働きがあります。そのため、栄養素の吸収や代謝がスムーズになり、結果的に爪の成長スピードに表れたのかもしれません。
「爪が伸びる=体の代謝が活発になっているサイン」と考えると、理にかなっていると感じています。
2. トイレが近くなった
次に感じたのは、トイレの回数が増えたことです。これはマテ茶に利尿作用があるためだと思われます。
南米でも「マテ茶は水分代謝を良くする」と言われており、体内の余分な水分を排出するサポートをしてくれます。むくみが気になる方には、この点は嬉しい変化かもしれません。
単純に水分補給する量が増えたとも言えます。ただし、飲む量が多すぎるとトイレに行く回数が増えてしまうので、シーンに合わせて飲むタイミングを調整するのが良さそうです。
そういえばパラグアイの人たちは、外でもずっと飲んでいるがトイレに行きたくならないのだろうか…..?日本みたいに外で簡単にトイレを見つけることはできないのでどうしているのか、これはマテ茶七不思議のひとつです。
3. 健康診断の数値は変わらず
マテ茶を2年間飲み続けた結果、健康診断の数値に大きな変化はありませんでした。
もともと大きな不調もなく、偏った食生活をしていなかったため、劇的な数値改善が出ることはありませんでした。
しかし「変化がない」というのは、裏を返せば「健康を維持できている」ということ。
忙しい日々の中でも体調を崩さず、元気に過ごせているのは、日常的にマテ茶を飲んでいるおかげかもしれません。
飲み方と感覚の違い
1. 朝に飲むマテ茶
私が最もよく飲むのは朝です。コーヒーのように「ガツン」とエネルギーが湧く感覚はありませんが、自然に体が目覚めていくような心地よさがあります。頭がスッキリし、午前中の集中力を保つのに役立っています。
これはマテ茶に含まれる「カフェイン」と「テオブロミン」の組み合わせによるもの。コーヒーは一気に覚醒効果が出やすいのに対し、マテ茶は緩やかに作用するため、刺激が強すぎず、自然体で過ごせるのが魅力です。
2. 夕方に飲むマテ茶
夕方の一杯も欠かせません。特に仕事や作業で疲れを感じ始めたタイミングに飲むと、気持ちをリフレッシュしてくれます。
驚いたのは、夕方に飲んでも夜の睡眠を妨げなかったことです。コーヒーを夕方に飲むと眠れなくなってしまう人も多いですが、マテ茶は神経を過度に刺激せず、落ち着いたまま過ごせる点が私に合っていました。
3. 茶葉を変えるタイミングでの違い
マテ茶は一度入れた茶葉を何度も継ぎ足しで飲み続けられるのも特徴です。私の場合、1日1〜2回茶葉を変えますが、たまに茶葉を3回くらい変えて新しいものにすると、少しナーバスな気分になることがありました。
新しい茶葉は成分が濃く出るため、カフェインなどの刺激を強めに感じるのかもしれません。
この経験から「茶葉交換は1〜2回くらいまで」が自分にちょうど良いと分かりました。
まとめ|マテ茶を2年間飲み続けてわかったこと
マテ茶を2年間飲み続けて感じた体の変化を振り返ると、次のような点がありました。
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爪が伸びるのが早くなった(=新陳代謝が活発に?)
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トイレが近くなった(=利尿作用を実感)
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健康診断の数値は変わらず、健康を維持できている
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朝に飲むと自然に体が目覚める
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夕方に飲んでも眠れなくならず、落ち着いたまま過ごせる
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茶葉を新しくすると、刺激が強めに感じられる
劇的な変化があるわけではありませんが、「毎日を自然体で過ごせるサポートをしてくれる飲み物」というのが私の率直な感想です。
南米では古くから、マテ茶は家族や友人とシェアしながら飲まれてきました。栄養豊富なだけでなく、人と人をつなぐ文化的な側面もあるのが魅力です。
もし「コーヒーだと刺激が強すぎる」「緑茶や紅茶以外の選択肢が欲しい」と感じている方は、ぜひ一度マテ茶を試してみてください。アイス(テレレ)でもホットでも楽しめるので、季節を問わず続けやすいですよ。
私自身、これからもマテ茶と一緒に日々を過ごしていきたいと思っています。
きっと、あなたにとっても新しい習慣のひとつになるはずです。
私が2年間飲み続けてきたマテ茶は、今では生活に欠かせない存在になっています。
「試してみたいけど、どこで買えばいいの?」と思った方は、ぜひ当ショップ 「マテ茶サロン TERERÉ」 をのぞいてみてください。
パラグアイ直輸入の茶葉を中心に、伝統的な500gパックから手軽なティーバッグタイプ、さらには専用カップやボンビージャ(ストロー)まで取り揃えています。初めての方でもすぐに楽しめるセットもご用意しています。
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